プラチナはダイヤモンドリングの台座として使われていますが、産出量の70%近くは工業用です。公害を一切出さない燃料電池、自動車の排気ガスを浄化するシステムには必須の金属です。
この需要は年々増え続けていますが、プラチナの埋蔵量は少なく、1トンのプラチナ原鉱から3g程度しか採取できないので、供給量も抑えられています。
そのため、需要に供給が追いつかず、プラチナ価格は徐々に上がっていきました。2010年1月5日時点では、金価格が3,531円、プラチナ価格が4,845円ですので、金よりも価値があることになります。
プラチナ価格は2008年9月のリーマンショックにガクンと下がりましたが、その後はすぐに回復しています。これは株やFXなどと違い、現物資産だから価値がゼロにならないため、安全な投資として見られているからです。
不況になるほど、投機家は紙切れにならない商品にお金を集めていきますし、好況になったら金属の需要が高まるので、やはり価格は上昇しやすくなります。
そのジワジワと価格が上がるプラチナに、コツコツと投資していくのがプラチナ積立です。例えば、田中貴金属工業のプラチナ積立は月に3,000円から始められて、貯金するよりも良い利率が期待できます。
月3,000円から始められるプラチナ積立は、ある1日に一辺に3,000円分を購入するわけではありません。取引市場が1ヵ月に20日間開いているとしたら、「3,000円÷22日」で1日当たり136円ずつ小分けで購入していきます。
購入金額は136円と一定ですので、プラチナの価格が安い日には0.0375g、高い日には0.0325gといったように、積み立てるプラチナの量が変わっていきます。
これを定期的に同じ金額を投資する「ドル・コスト平均法」と呼びます。いきなり大きな価格変動が起きたときに、損をしないように平均的に購入するリスク分散の手法の1つです。
一方でコツコツ積み立てるのではなく、一気に買い増しする方法を「スポット購入」と呼びます。自分の好きなタイミングで相場を予想した投資です。
投資モデルとしては毎月1万円をドル・コスト平均法で積み立てていきながら、プラチナの価格が割安と判断できるときに、10万円ほどスポット購入を追加します。
また、純金積立と組み合わせるのもOKです。商品を2つに分けるのもリスクヘッジと言えるでしょう。
毎月1万円を積み立てたときのコストを比較してみました。
| 会社名 |
岡藤商事 |
三菱マテリアル |
田中貴金属工業 |
| 年会費 |
2,100円 |
840円 |
無料 |
| 積立時の購入手数料 |
無料 |
3,000円 |
3,000円 |
| スポット時の手数料 |
無料 |
無料 |
無料 |
| スプレッド |
30円 |
53円 |
62円 |
| 保管方法 |
消費寄託 |
消費寄託 |
特定保管 |
| 年間総コスト |
2,100円 |
3,840円 |
3,000円 |
岡藤商事は初年度のみ3,150円がかかりますが、長期で投資するプラチナ積立では年間総コストが決め手です。さらに買取価格と売却価格の差額を意味するスプレッドも小さいほうが得をします。
また、岡藤商事は積み立てたプラチナの金利で増えた分を、さらに上乗せするプランができました。消費委託だからこそできる投資術です。詳しい情報は資料請求をすることで、純金積立などと一緒にパンフレットと申込用紙などが届きます。